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『JET CD』(ジェット・シーディー)とは、日本の音楽ユニット、パフィー(PUFFY)の2枚目のオリジナルアルバムである。 == 概要 == *プロデューサーの奥田民生が、手持ちの楽曲では足りなくなったために自身の人脈を活用し、他のアーティストに提供を依頼した。月刊カドカワにて、桜井和寿、草野マサムネ、トータス松本に対して楽曲依頼を行った(草野、トータスが承諾 愛のしるし)。 *井上陽水は、「アジアの純真」および「渚にまつわるエトセトラ」は作詞のみであり、曲詞の提供は初めてである。 *奥居香は曲のみを持って打ち合わせに行ったところ、奥田に「曲だけではスキーウェアの上着しか買えないよ、ズボンも欲しかろうに」と言われ、当時スキーにハマっていた奥居はなんとか作詞も行った〔パパパパパフィー出演時の本人談〕。 *「DE RIO」の提供は、札幌のバンド「TENSION」のメンバーであり、次作『FEVER *FEVER』の「Stray Cats Fever」「なんなりとなるでしょう」も提供している。奥田がTENSIONのアルバムに参加するなどして親交がある。 *それぞれのソロ曲は、焼肉屋で奥田と打ち合わせを行い、亜美は「ズージャ(ジャズ)で」由美は「野ばら(『FAILBOX』収録)で」とリクエストした〔雑誌「PatiPati」より〕。 *同週火曜日発売のglobeの『Love again』によりオリコン週間チャート初登場首位は逃したが、2週目に首位を獲得、アルバムでは自身初のミリオンセラーになった。タイアップが数多くつき、13曲中10曲が使用された。 *再生専用MD盤も同時に発売され、こちらはJET MDという違う盤名が付けられている。オリコンチャートなどではこれらは合算されているため、『JET CD (MD)』という表記が見られる(アジア圏ではコンパクトカセット版も発売され、そちらはJET CASSETTEとされた。尚、このアルバムのアナログレコード版は存在しない)。 *「DE RIO」から次の「サーキットの娘」へのインターバルにノンストップで移るように聞こえる工夫がなされている。 *累計売上は153万枚〔PUFFY全国ツアー。由美の恋に声援も 、SANSPO.COM、1998年6月13日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JET CD」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Jet-CD 」があります。 スポンサード リンク
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